知ってた? ロレックス「サブマリーナー」のベゼルの秘密
男の品格を左右する重要な小物、それは腕時計。どのブランドコピーのどんなデザインの腕時計を身につけるかで、その人の世界観や美意識、生き様が垣間見えてきます。一方女性は、男性の腕時計をどう捉えているか。内心、どのような腕時計を身につけて欲しいと考えているのか?「ロック福田の腕時計魂!」「腕時計羅針盤」など腕時計コンテンツが大充実のFORZA STYLEが、大人の男の時計選びをアドバイスしていきます。
王道中の王道ROLEX。日本一、いや世界一知名度が高いロレックスですが、みなさんはロレックスのこと、ちゃんとご存知ですか?
なんとなくカッコイイから、資産価値が高いからと言って選ぶのはもったいない。なぜなら大人の男性にとっては身に着ける腕時計はご自身のステイタスとも直結します。
今回は意外と知らないかも、なロレックスの小話。
ロレックスのプロフェッショナルモデルの中でも人気の1、2を争う「サブマリーナー」。先日は「ヨットマスター」と兄弟のような見た目だなんていうお話もしましたね。
そう、元祖ダイバーズウォッチと言えばやはり1953年にファーストモデルが誕生した「サブマリーナー」です。オイスターケース、回転ベゼル、ねじ込み式リューズを搭載し、「潜水艦」の意味を持つ「サブマリーナー」は、ダイバーズウォッチの原点ともいえる一本ですね。
ところで皆さん、ダイバーズウォッチの定義ってなんだかご存じですか?
一般にダイバーズウォッチは100メートル以上の耐水性能を持つことが要件のひとつとされますが、ISO6425(国際標準化機構 規格)の定めるところでは、「逆回転防止ベゼルを持つこと」とも定義されているのですね(※その外にも耐磁性や耐衝撃性など厳しい項目が10以上も制定されています。長くなるのでここでは割愛しますが、ご興味のある方は調べてみてください)
ISOの設立は1947年2月23日。ではサブマリーナーも初代から当然逆回転ベゼルを備えていたのかというと、実は1979年頃、サファイアクリスタル風防を備えた初めてのサブマリーナーとして登場したサブマリーナー(デイトあり、Ref.16800)以降のものなんですね。
ですので、それ以前に発売されていたモデルは右に回転します!
その他にもいつからサイクロプスレンズは搭載されたの? とか、いつからリューズガードが付くようになったの?? 等、サブマリーナーのデザインの変遷についてはいろいろあるのですが、また機会をあらためてそちらは皆さんにお届けしたいと思います!
それにしても、ロレックスのデザインは本当によい意味で変わらないですよね。
次回も「男の格が上がる時計の選び方」をお楽しみに。
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